映画『歩けない僕らは』が、ジャパンプレミアとなったSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019で国内コンペティション 短編部門の観客賞を受賞しました!
佐藤快磨監督と主演の宇野愛海さんより、喜びのコメントが届きました。
<佐藤快磨監督 コメント>
観客賞という素晴らしい賞をいただき、誠にありがとうございます。
突然歩けなくなってしまった人たちの人生に、歩ける自分はどう向き合っていくのか。映画として描く意味はあるのか。そのことを主人公の遙と共に考えてきましたが、それでも明確な答えを出すことはできず、おこがましさのようなものが消えることはありませんでした。
このたびの初めての上映で、皆さんからご感想をいただけたことで、遙のそういった葛藤が伝わってよかったと、この映画を撮ってよかったと心から思うことができました。自分自身、この映画と共に一歩前へ進めた気がしています。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭関係者の皆さま、キャストスタッフの皆さま、ご協力いただいた関係者の皆さま、そしてこの映画を観ていただいたすべての皆さまに深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
<主演・宇野愛海さん コメント>
この作品のお話を頂いたのは約2年前で、理学療法士という職業について調べるところから始まりました。それから施設に見学に行って、働き方や気持ちを教えて頂いて、本物のリハビリ現場で指導して頂いて。そこで撮影をして、改めて貴重な経験をさせて頂いたなと思います。そんな作品をSKIPで上映して頂き、更には観客賞を受賞することがてきて凄く嬉しく思います。「 歩く 」ということについて、「 生きる
」ということについて改めて考えていただけるきっかけとなったら幸いです。劇場公開に向けて、一人でも多くの方にこの作品が届くよう頑張ります。